Interview社員インタビュー
入社されたきっかけについて教えて下さい。
長年、半導体デジタルレイアウト設計にかかわってきた経験を活かしながら、スピントロニクスやMRAMという低消費電力社会の可能性を大きく広げる技術に携われる環境に魅力を感じたからです。MRAMを通じて、日本の半導体産業を盛り返していく原動力の一助になりたいと思っています。
また、ベンチャー企業で働くには、今まで経験してきた業務範囲を越えて、常に新しいことに挑戦し、学び続ける必要があります。自分のスキルや知識の幅を広げ、自分自身を成長させることのできる環境だと思いました。
携わっている業務の内容を教えてください。
半導体デジタル設計のレイアウトを担当しています。EDAツールを利用して、多数のセルを効率よく配置配線、仕様通りのタイミングで動くか、チップを動かした時に熱暴走して壊れないか、などの検証作業を行っています。
MRAMを搭載した低消費電力対策のレイアウト設計は、初めての経験なのですが、設計を進める上での不明点はファンドリーやEDAベンダーのドキュメントを調査しながら、自分で解決策を見つけていきます。各種制約を把握してレイアウト設計に落とし込む作業は試行錯誤の連続ですが、その分、少しでも進捗があれば大きな達成感を感じられます。
職場の雰囲気について教えてください。
同じプロジェクトに携わるメンバーとの距離が近く、生じた課題に対してただちに相談して作業の進め方を決め、問題を解決していきます。スピード感を持ちながら柔軟に対応する姿勢は、ベンチャー企業ならではと思いました。プロジェクトメンバーの方たちとは一緒に悩んで道を切り開いている感覚です。プロジェクト完了時には、成果を皆で分かち合うことができると思います。
横浜事務所はデジタルロジック設計部隊、仙台本社はアナログメモリ設計部隊で拠点は離れていますが、定期的に打ち合わせを行っており、交流も活発です。仙台本社の社員に相談して助けてもらうこともあります。
社員同士が自発的に協力しあう環境なので、私自身も誰かの役に立てるよう日々努力していきたいと思います。
